継ぐ人がいない場合は墓じまいを

倉敷市の石材店でも様々なご相談を頂いております。戦後、お墓が長男相続が原則となりました。そして、現在の少子化に依り、長男長女同士が結婚すると、2人は両家のお墓の管理をしなくてはならなくなりました。
また、女の子しか生まれなかった家は、養子を取らない限りお墓は無縁仏となってしまいます。

このようなことがわかっている場合は「墓じまい」を考えましょう。
無縁仏でいつまでも放っておくのは良く無いことです。お詣りする人もいないまま、お墓だけがいつまでも立っていることになります。

墓じまいは、お寺や業者に頼めば、やってもらえます。
流れとしては以下の様になります。

1.お寺でお墓の中に誰の遺骨が入っているかを確認します。
2.永大供養や散骨等、お骨の最終的な供養法を決めます。
3.お墓のある市区町村役場で「改葬許可証」を必ず受け取って下さい。
4.法要を行った後、お骨を全部取り出します。
5.墓石を撤去し、お墓があった場所を更地にします。

以上で墓じまいは済みます。

4.できちんと法要をすれば、怖がることはありません。僧にお経を上げてもらい、家族も心から供養する気持ちで臨みましょう。